不屈の男 アンブロークン

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第二次世界大戦で爆撃手となったルイ。1943年4月、南太平洋上カントン島での救助活動に向かう途中、グリーン・ホーネット号はエンジン・トラブルで海に突っ込み、11人のクルーの内、8人を失った。ルイと二人の生き残った仲間マックとフィルは、簡素な救命ボートで、数週間にわたり無限に広がる太平洋上を漂流した。 サメの襲撃、照りつける太陽、容赦ない嵐、日本の爆撃機による機銃掃射などの過酷な環境に耐えたものの、飢えと脱水と疲弊によってマックが33日後に亡くなった。ルイとフィルは総計47日を生き延び、最終的には2000マイル離れたマーシャル諸島に流されたのだった。 彼らは日本海軍に捕らわれ、クェゼリン島で独房に入れられる。二人は別れ別れとなり、フィルはどことも知れず連れ去られる。ルイは、東京の大森捕虜収容所に送られた。そこで精神のバランスを欠いた収容所署長、サディスティックな振る舞いによって“鳥(バード)”とあだ名された渡辺伍長に目をつけられることになる。規律正しく営まれる収容所での生活。絶望的な状況の中、日本兵の目を盗み、情報を得ては回覧し、生き延びようとする捕虜たち。しかし、メモが発見されてしまい、関わった者は厳しい罰を受ける。フィッツジェラルドに「生き延びることが復讐だ」と言われ、兄の言葉「耐え抜けばやれる。自分から 挫けるな」を思い出すルイ。 ある日ルイは、アメリカ本国で「自分が戦死した」ことになっていると告げられる。プロパガンダのため、ラジオ・トーキョーで自らの生存を伝えるよう要請されるルイ。無事に放送を終えるが、上層部はルイに対し、アメリカの悪口を言い、彼を捕らえている日本軍をほめそやすような放送に協力するよう、おいしい食事や甘い条件を出して説得する。彼は拒否し、大森収容所に戻る。戻ってきたルイに、「意志が強く、私と同じだ」と嬉しそうな渡辺。しかしすぐに「私の友達になれる奴だと思ったが、お前は日本の敵だ」と怒りのボルテージを上げ、捕虜全員に一発ずつ頬を殴るように命令を下す。クリスマス休暇、捕虜による“シンデレラ”が上演され、希望に満ちた稀な瞬間が訪れた。そんな中、渡辺が昇進のため大森を去ることが発表され、つかの間の平穏な日が訪れるのだが……。

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